ムージャン（2021年生、母ピワ）

ムージャン（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ピカソが晩年を過ごした南仏の小さな田舎町」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時14歳）と交配したピワが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2024年の2024猫みーこ誕生日記念。

経歴

デビュー前

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月11日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

3歳（2024年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

3月6日、中6週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大撫山特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

5月4日、中7週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では目立つような脚を使えず17着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた6戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた7戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく最後はヘブンズサウンドと並んで9着同着となった。

9月13日、中4週で迎えた8戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2024猫みーこ誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のベストイズアスクに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、言訳まみれ活動2周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。