タイキビッグバン（2005年生、母タイキマフィン）

タイキビッグバン（2005年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ビッグバン理論」。毛色は栗毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時10歳）と交配したタイキマフィンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,600万円（13万×200口）で一口馬主が募集された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月19日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のアクセプトアゲンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

12月14日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4歳（2009年）

6月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

7月26日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。