ケイアイアリダー（2000年生、母オークアリダー）

ケイアイアリダー（2000年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時7歳）と交配したオークアリダーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡光男。戦績は、中央平地7戦1勝、地方19戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、樋渡光男から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月1日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナチュラルグレイスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月17日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて17着に敗れた。

4歳（2004年）

2月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

6月5日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

6月15日、中0週で迎えた8戦目は、ファンシーホイップ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月24日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、七夕特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカリサイアロンに3/4馬身交わされて2着となった。

8月14日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、立秋特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、盛夏特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、秋分特設（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた13戦目は、秋涼特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた15戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、晩秋特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5歳（2005年）

4月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた20戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月24日、中3週で迎えた23戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林卓磨騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林卓磨騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。