マーベラスガール（2001年生、母マーベラスウーマン）

マーベラスガール（2001年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋少女」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時9歳）と交配したマーベラスウーマンが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2004年のさざんか特別。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月26日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月7日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったナムラペガサスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月12日、中6週で迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアンフィーイモンを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、初霜特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた10戦目は、フロイデ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4歳（2005年）

2月2日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月6日、中3週で迎えた13戦目は、かんむり座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月4日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた16戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。