ケアンズシチー（1997年生、母ノーザンクリシラ）

Cairns City

1997.05.03

ケアンズシチー（1997年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時10歳）と交配したノーザンクリシラが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大矢牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大矢牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大矢牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、デイアレストクラブによって315万円で落札された。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

3歳（2000年）

7月1日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。