テイエムヒンガエド（2007年生、母テイエムシンデレラ）

テイエムヒンガエド（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋品が良い（鹿児島の方言）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時11歳）と交配したテイエムシンデレラが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に敗れた。

9月26日、中7週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた4戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホーミングビートに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダウンザラインに6馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の野菊賞（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2010年）

1月9日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた8戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。