ネヴァリバティ（2005年生、母ドースクハマナス）

ネヴァリバティ（2005年5月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋自由」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時21歳）と交配したドースクハマナスが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、中央障害6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月9日、中7週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネアルデュールにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、リトルディッパーに3/4馬身交わされて2着となった。

3歳（2008年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のジョイフルハーバーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

1月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

4月27日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月24日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい最後はツウカイヤスナムと並んで12着同着となった。

4歳（2009年）

2月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

5歳（2010年）

5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンジンリュウセーから1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のハツカリに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた20戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。