カツシュウザン（1989年生、母ブリツトジユニア）

カツシュウザン（1989年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナンシンホープ（当時11歳）と交配したブリツトジユニアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は小野重雄。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は1992年のアラ系4歳B1。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

11月2日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた7戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳B1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳A3（上山ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノマイウエイに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。