コスモナオス（2012年生、母イットウリョウダン）

コスモナオス（2012年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋恒星名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したイットウリョウダンが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

6月14日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はガス欠状態になり18着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のレインボーシャワーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2016年）

3月13日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、桂浜盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。