タイホウアイ（1997年生、母ミセスオカメ）

Taiho Ai

1997.06.20

タイホウアイ（1997年6月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したミセスオカメが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島 功典。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月11日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のジンパーフェクトをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

5月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳500万下のやまもも賞（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。