ロイヤルデューティ（2000年生、母サクラユタカヒメ）

ロイヤルデューティ（2000年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「聖なる義務」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時8歳）と交配したサクラユタカヒメが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,310万円（4.62万×500口）で一口馬主が募集された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

10月13日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

12月1日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2003年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月2日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月25日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月4日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月19日、中7週で迎えた10戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。