ジョウテンオンリー（1986年生、母ビックオンリー）

ジョウテンオンリー（1986年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時12歳）と交配したビックオンリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

9月10日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったワンダーナルビーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（1989年）

3月11日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月25日、中7週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスイートグレースをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月12日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（7戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。最後はストロングペガサスと並んで2着同着となった。

9月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（1990年）

6月10日、約9か月半の休み明けで迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月14日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（10戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。