ホワイトホイール（2013年生、母ネオヴェリーフェズ）

ホワイトホイール（2013年1月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白い車輪」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時23歳）と交配したネオヴェリーフェズが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2-8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月27日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月1日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のカシノマイドリームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシゲルサツキサバに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4歳（2017年）

3月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイーハトーボに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 42（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったサリュダムールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月1日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったリベレイションに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモモハイに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったサリュダムールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のミュゼウェルズに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月11日、中3週で迎えた15戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、しし座特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。