アロア（2020年生、母ロイズブラスハート）

Alois

2020.04.25

アロア（2020年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネロ（当時9歳）と交配したロイズブラスハートが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井 弘幸。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

長谷川忍厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2022年）

12月23日、デビュー戦は七夕裕次騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったローアヴァンフレアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のツインプライムに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月14日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

5月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったハクアイウルフに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシナノホワイトに6馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月22日、中4週で迎えた7戦目は、高崎ハム賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は七夕裕次騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったイデアユウシンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。