ポポラリタ（2017年生、母トシザユカ）

Popolarita

2017.04.30

ポポラリタ（2017年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人気(伊)。人気を集めてほしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンカーク（当時11歳）と交配したトシザユカが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河小林牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河小林牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YGGオーナーズクラブによって432万円で落札された。

YGGオーナーズクラブにて総額800万円（0.8万×1000口）で一口馬主が募集された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

7月18日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビップテッペンをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4歳（2021年）

3月13日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 小雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチュウワジョーダンに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月4日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。