バラージファイア（2020年生、母Joyful Victory）

バラージファイア（2020年4月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「弾幕射撃。狙いを絞ってレースを勝てるように」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したJoyful Victoryが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年のファイナルレース(一般C3 23)。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月9日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

6月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

8月19日、デビュー戦は村上弘樹騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 23（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月22日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた5戦目は、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-20（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のファイブジーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

12月17日、デビュー戦は多田羅誠也騎手を鞍上に据えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2024年）

3月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!岩手県の酪農応援賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、クリスマスローズ賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。