マウロア（2012年生、母レースドール）

マウロア（2012年2月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「永遠の（ハワイ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したレースドールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の土本企画田高黒田誕生月記念(C2三)。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

7月19日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2016年）

2月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた4戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサニーロブロイに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月13日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月27日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、土本企画田高黒田誕生月記念（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のチャッチャパッパをクビ差振り切って制した。

8月19日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田雄大騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田雄大騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田雄大騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田雄大騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田雄大騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田雄大騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（2017年）

1月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田雄大騎手（10戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のプティプディングに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

2月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田雄大騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したカゼノカオリにクビ差届かず2着となった。

2月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で山田雄大騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。