ドゥラリアル（2020年生、母イリデ）

Dura Real

2020.02.28

ドゥラリアル（2020年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より+そのもの」。毛色は栗毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したイリデが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月19日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったテレパシーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月6日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアズマサクラエモンに9馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2023年）

7月30日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったフライヤートゥルーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタロントゥーズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

10月7日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のワンダースティングに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。