ベルロック（2013年生、母ビリーヴミー）

ベルロック（2013年4月3日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ベルロック灯台。奇跡の灯台といわれる」。毛色は鹿毛。種牡馬のFastnet Rock（当時12歳）と交配したビリーヴミーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

3歳（2016年）

3月19日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

4月10日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

6月19日、中9週で迎えた5戦目は、M.デュプレシス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた6戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったダブルスキップにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月4日、中2週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

10月24日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、飛鳥さくら北区賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、野馬追賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたチェイスザチャンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月27日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4歳（2017年）

1月23日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったフォートカルガリーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4月19日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、TCKバーベキューガーデン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた19戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1十三十四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1九　C1十 C2一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。