ローレルウィッチ（2001年生、母マイサクセション）

ローレルウィッチ（2001年1月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋魔法使い。魔法を使ってレースを制覇。」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時6歳）と交配したマイサクセションが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦5勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C8。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額3,150万円（10.5万×300口）で一口馬主が募集された。

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月23日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

8月22日、中8週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた4戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシトラスフレーバーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月14日、中5週で迎えた7戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウシュウエディスに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月21日、連闘で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた9戦目は、さざんか賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエスタンジェンヌに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴァリュードラブに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のニホンピロセシルを半馬身振り切って優勝

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、笠松競馬存続署名ありがとう（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で大塚研司騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。