エマージングソウル（2000年生、母ヘブンズシークレット）

エマージングソウル（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（新生の）＋魂」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したヘブンズシークレットが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月19日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/不良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月15日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、6着を確保した。

7月20日、中4週で迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

9月28日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。