デビルズミステリー（2003年生、母クロフネミステリー）

デビルズミステリー（2003年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時9歳）と交配したクロフネミステリーが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3ア。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額5,000万円（25万×200口）で一口馬主が募集された。

波多野健厩舎（船橋）へ入厩。

4歳（2007年）

1月10日、デビュー戦は江川伸幸騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は517kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて悠々と抜け出し、最後は2着のコアレスエルフに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月5日、中3週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のデポジットアゲンに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月5日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3ア（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のサードシャドウに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月26日、中8週で迎えた7戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したコアミーにクビ差届かず2着に甘んじた。