ヒルノブルージュ（2017年生、母クリスティビーム）

ヒルノブルージュ（2017年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ベルギーの都市名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒルノダムール（当時10歳）と交配したクリスティビームが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ヒルノによって756万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月10日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジェットマックスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2020年）

1月12日、中5週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの呉竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

9月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、逃げるキャノンバローズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったスナークダヴィンチにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2022年）

2月5日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの角島特別（小倉ダート1700m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月17日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（5戦1勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた15戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。