ディーエスデビー（1999年生、母ナスケンスワロー）

ディーエスデビー（1999年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時15歳）と交配したナスケンスワローが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。2001年のサマーチャレンジ3で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

4月24日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイハマナスに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月28日、中8週で迎えた2戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテージェニーから1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2002年）

11月5日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般D1-1（門別ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2003年）

4月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた9戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。