カイザーレヴァンテ（2018年生、母ミュージックアワー）

Kaiser Levante

2018.01.31

カイザーレヴァンテ（2018年1月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皇帝+地中海西部に吹き付ける東風(西)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時9歳）と交配したミュージックアワーが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月26日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したノーダブルディップを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2021年）

7月25日、約9か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

2021年8月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。