イシノショウグン（1996年生、母イシノスズラン）

イシノショウグン（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時13歳）と交配したイシノスズランが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

坂本安厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

3月18日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したケイシュウプラチナに半馬身届かず2着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ピーエムフレンドに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月27日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモリノシルヴァードを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したタイヨウヘリオスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクピンクに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のあさがお特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月4日、中9週で迎えた10戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（10）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。