ダービーカオルオー（1983年生、母カオルダービー）

ダービーカオルオー（1983年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシヤイニングナイト（当時12歳）と交配したカオルダービーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

7月26日、デビュー戦は4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。鞍上は鍜治谷誠騎手。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月24日、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

9月13日、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月21日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月12日、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原哲朗騎手。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田所清広騎手。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月15日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は押田年郎騎手。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月20日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1987年）

1月11日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月16日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は押田年郎騎手。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月31日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は原田聖二騎手。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のサンワードパーソに2馬身の差をつけて勝利した。