シンジルキボウアイ（2009年生、母ガンバリッコ）

シンジルキボウアイ（2009年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「信じる、希望、愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したガンバリッコが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

9月17日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マイネルディーンに3/4馬身交わされて2着となった。

10月30日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアサクサウタヒメ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。