ゼンノマスターズ（1996年生、母キタノデユール）

Zenno Masters

1996.05.14

ゼンノマスターズ（1996年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時19歳）と交配したキタノデユールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は船越 英治。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

7月25日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。