スプリングボーロ（2005年生、母シティライト）

スプリングボーロ（2005年6月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋菓子（ポルトガル語）」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したシティライトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2008年）

5月16日、デビュー戦は筒井勇介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦のアールオート杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、逃げるゴールドコードを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デルマセレスに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中4週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップコネクションに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の第12弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップコネクションに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

12月28日、中5週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

4歳（2009年）

6月14日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて18着に終わった。