カシノベリー（2002年生、母ワンダーメロディー）

Kashino Berry

2002.04.19

カシノベリー（2002年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋小果実」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したワンダーメロディーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は柏木 務。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月17日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2005年）

3月26日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノアオバに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモジュエリーを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

10月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた5戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のザビックバルーンに6馬身の差をつけて優勝

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベリータウンを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清原良太騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコバンノカガヤキにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清原良太騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は清原良太騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

4月15日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。