コーチライン（2010年生、母ルスナイエース）

コーチライン（2010年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロールスロイスの車体に装飾されるライン」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時7歳）と交配したルスナイエースが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月13日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2013年）

1月10日、中1週で迎えた6戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

1月30日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったステキナドレスを半馬身捉え切れず2着となった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎雅由騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎雅由騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で山崎雅由騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で山崎雅由騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山崎雅由騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で山崎雅由騎手（14戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で山崎雅由騎手（15戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山崎雅由騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月2日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山崎雅由騎手（17戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山崎雅由騎手（18戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたマイネルマイティ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山崎雅由騎手（19戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（20戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（21戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（22戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

4歳（2014年）

1月7日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（23戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルグランコンデに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（24戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。