キンショークイン（1991年生、母ミスダテフジ）

キンショークイン（1991年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のイムラツド（当時14歳）と交配したミスダテフジが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山形哲美。戦績は、中央平地14戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1993年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

6月20日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都芝1200m 晴/重）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月28日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラッキーギャルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月16日、連闘で迎えた9戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

3歳（1994年）

2月5日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐藤哲三騎手（7戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は小原義之騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 雨/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐藤哲三騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月28日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、桑田規繁騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑田規繁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑田規繁騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2-20（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑田規繁騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2 19（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑田規繁騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1995年）

7月16日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、田代専二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 27（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2 26（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田代専二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。