テイエムスグレモン（2015年生、母フォレストゾーン）

テイエムスグレモン（2015年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋優れ者（鹿児島弁）」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したフォレストゾーンが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月16日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリリープリンセスを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月12日、中3週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3歳（2018年）

5月27日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川又賢治騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

7月14日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた8戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、スノーホワイト賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。