オープンマーケット（2012年生、母ミラキュラス）

オープンマーケット（2012年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「解放された市場」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したミラキュラスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳B3。

経歴

デビュー前

当歳のとき、沖田忠幸から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月20日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、中3週で迎えた5戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月27日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月5日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホシヅキヨに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノアズドリームを次元の違う末脚で半馬身差し切って優勝

6月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田知弘久騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月7日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田知弘久騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田知弘久騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。