リメインステディ（2019年生、母リメインサイレント）

リメインステディ（2019年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「決まった相手との交際がずっと続くこと。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したリメインサイレントが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年のファイナルレース。

経歴

デビュー前

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月24日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3月12日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ワールドブルックスに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のガイフウカイセイを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったグレートバリアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグレートバリアを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の祝ハチミー杯周年特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアップトゥザナインを半馬身振り切って制した。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた15戦目は、藤本会長退職記念特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月25日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、西川厩舎スタート特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のサイモンボナンザをアタマ差振り切って4勝目を奪取した。

2月21日、中1週で迎えた18戦目は、山崎伸浩さん生誕特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、馬産地も元気!特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた20戦目は、春風颯おめでとう特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスカディに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったブルックレットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた26戦目は、ヒギリ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた29戦目は、ダリア特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた31戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、中8週で迎えた34戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、うまかつJC 2nd 第6戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた35戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。