ネバーネバー（2001年生、母パラストアゲイン）

ネバーネバー（2001年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「とんでもない」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時13歳）と交配したパラストアゲインが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着4回、地方21戦0勝。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月2日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月10日、中7週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったチーキーガールズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、マイネマスカレードにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月15日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったシュンキにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（3戦0勝）。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、シークレットルームに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4歳（2005年）

1月1日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、NewYear スプリントカップ（園田ダート1230m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、伊丹市南京桃特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、ヒスイ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、ヒスイ特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた17戦目は、すなっく友栄・なみ記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた18戦目は、勇磨くんトランポリン大会初出場記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松下裕樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた20戦目は、なみなみBirthday記念（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松下裕樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた21戦目は、蔵重の店片町No1ビル「GI」賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、蔵重の店片町No1ビル「GI」杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松下裕樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、リードを5馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、川崎八日会40周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松下裕樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で松下裕樹騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた26戦目は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社杯（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松下裕樹騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-2（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松下裕樹騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、ヒスイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で松下裕樹騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松下裕樹騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた30戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。