ブリッジシャトー（1997年生、母ガールパウダー）

ブリッジシャトー（1997年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時13歳）と交配したガールパウダーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地17戦3勝2着1回、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月11日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったテンカフブに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のニシノアバランチに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた7戦目は、プラタナス賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイタクギンガに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサハリンリッチに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月17日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（6戦2勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大和特別（京都ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（8戦2勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月3日、中4週で迎えた12戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミルキーサイファを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

11月3日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の天ケ瀬特別（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の尾張特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5歳（2002年）

1月14日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。