ローランビーメント（2002年生、母センゴクアンバー）

ローランビーメント（2002年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋行動を表す造語（ｂｅ＋～ｍｅｎｔ）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムジャンボ（当時11歳）と交配したセンゴクアンバーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月9日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着を確保した。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシャーベットトーンに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月1日、中5週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。