ホッコーキングダム（2008年生、母ホッコーシャープ）

ホッコーキングダム（2008年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王国」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時13歳）と交配したホッコーシャープが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害1戦0勝、地方21戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の国指定名勝浄土ヶ浜レース(一般C1三)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月7日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3歳（2011年）

4月10日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエンゼルスナイパーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグラスシューターを豪脚でハナ差だけ差し切って2勝目を手にした。

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタケショウナイトを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエアダーミにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったツルオカリーダーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカルパントラスに2馬身の差をつけて優勝

7月23日、中3週で迎えた21戦目は、国指定名勝浄土ヶ浜レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバレッタを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた23戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2八（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月19日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた24戦目は、一般B2十（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5歳（2013年）

1月5日、中6週で迎えた25戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B2十一（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、プラザイン水沢賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。