シルクプリンセス（1996年生、母キナスリーン）

Silk Princess

1996.04.07

シルクプリンセス（1996年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時8歳）と交配したキナスリーンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のヤマサクイーンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

4歳（2000年）

7月16日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の三里塚特別（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。