ダンディマーシャル（1990年生、母リンドエビス）
Dandy Marshal
1990.04.02
ダンディマーシャル（1990年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロングミツク（当時9歳）と交配したリンドエビスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
境直行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
6月20日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
8月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったイナズマノーザンを半馬身捉え切れず2着となった。
8月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。
9月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤田伸二騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
10月25日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で藤田伸二騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田伸二騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタイチェスナットに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月22日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で藤田伸二騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田伸二騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤田伸二騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
3歳（1993年）
1月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤田伸二騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。
1月30日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で藤田伸二騎手（13戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
9月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の川西特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた16戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。
12月5日、中4週で迎えた19戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた20戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（1994年）
1月6日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。
1月22日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月29日、連闘で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月9日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月31日、中2週で迎えた25戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた26戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月12日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は白坂芳文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリポジションに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
9月6日、中1週で迎えた31戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた32戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月10日、中2週で迎えた33戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月4日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月27日、中2週で迎えた35戦目は、稲葉篤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月5日、連闘で迎えた36戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で稲葉篤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月27日、中2週で迎えた37戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で稲葉篤隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（1995年）
1月7日、中1週で迎えた38戦目は、七草特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で稲葉篤隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
1月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月7日、連闘で迎えた40戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月25日、中6週で迎えた41戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は稲葉篤隆騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。