サーストンムーン（2007年生、母サーストンガール）

サーストンムーン（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋月」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時14歳）と交配したサーストンガールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害20戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月8日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた5戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月15日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/重）に出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

12月5日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2011年）

1月29日、中7週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月20日、中4週で迎えた12戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月1日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーデザフィーオに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月5日、中4週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた18戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2012年）

3月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 小雨）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた21戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月23日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2013年）

2月9日、中6週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた25戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた26戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた28戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。