プリンセスオブケン（1994年生、母ビトウィーンザヘッジズ）

Princess of Ken

1994.04.18

プリンセスオブケン（1994年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のWoodman（当時11歳）と交配したビトウィーンザヘッジズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月1日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ヤマトプリティに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（1997年）

1月26日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のフミノライジングに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。