スティルレーベン（2010年生、母グレイスカノン）

スティルレーベン（2010年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「セザンヌが生涯意識していた『無言の生命』（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時12歳）と交配したグレイスカノンが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大原ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

4歳（2014年）

4月20日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた8戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月18日、中6週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は長岡禎仁騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。