シマノジョイナー（1987年生、母シマノビーナス）

Shimano Joyner

1987.05.21

シマノジョイナー（1987年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時13歳）と交配したシマノビーナスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

2月4日、デビュー戦は合谷喜壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワイドゲッコウに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、連闘で迎えた2戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京芝1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

8月19日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。