タイセイブラッサム（2012年生、母サクラエレガンス）

タイセイブラッサム（2012年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋開花」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時17歳）と交配したサクラエレガンスが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって325.5万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月1日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

3歳（2015年）

2月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

3月13日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

4月10日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のマイネルブラストをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスペシャルガールに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のテクノジャポンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、コスモアルバトロスに半馬身交わされて2着となった。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。