ノースストーム（2012年生、母グローバルフィート）

ノースストーム（2012年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「北海道の嵐」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時11歳）と交配したグローバルフィートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって525万円で落札された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月26日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヴェラヴァルスターを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月27日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2015年）

1月11日、中1週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲城特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルリードにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2016年）

3月12日、約8か月半の休養明けで迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、逃げるヤマカツライデンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2017年）

12月23日、約21か月半の休養明けで迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい17着に敗れた。