ビゼンコガネ（1990年生、母ダイアパー）

Bizen Kogane

1990.05.23

ビゼンコガネ（1990年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリーガルステツプ（当時10歳）と交配したダイアパーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は塚尾 勝安。戦績は、中央平地9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月31日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

5月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

6月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ラブオブネーチャーに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアジヤクリスタルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月10日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフセノハンプトンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、セイカテレサに交わされて2馬身差の2着となった。

8月29日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。