ダイワメルヘン（2001年生、母ダイワグラマー）

ダイワメルヘン（2001年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋おとぎ話（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したダイワグラマーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月2日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2004年）

3月14日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセキサンジョオウに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月11日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

9月26日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

11月7日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

12月26日、中6週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

4歳（2005年）

2月12日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。